明王・童子の部

善財童子

福城の長者の子。生まれる時種々の財宝を湧出せるよう善財童子と名づけられる。その後、城中において文殊師利菩薩と会い、その弟子となって 修行をかさね、ついに五十三智識を得る。五十三智識歴訪の折、二十七番目に観音菩薩に会った縁により善財童子を観音菩薩脇侍として安置する。 他に善財童子には採薬の伝説がある。