祖師・高僧の部

聖徳太子

聖徳太子は約1400年前,用明天皇の第一皇子として誕生。厩戸の皇子と称される。2歳の2月15日(仏涅槃)に東に向かって「南無仏」と唱5歳の時文筆書法を学び幼少から聡明であった。推古天皇の即位に伴い、21歳で摂政の位につき、悲田院、施薬院、僚病院等の仏教的慈善事業を起こし、法華経、維摩経を学ばれ、法隆寺、広隆寺等、全国に四十六寺院を建立、冠位十二階、憲法十七条を制定し、善政を行なうとともに、仏教興隆に尽くされる。622年入滅。