火天

火天は梵名を阿耆尼(agni)といい、火と訳し、火仙、火神、火光尊ともいう。もともと外道の神であったものが、密教に取り入れられたもの。密教では六火天、十二火天を説き7人の眷族を有す。この天の功徳は「火天喜ぶときに人身熱気の時に従い増減し、時節に従う」とあり、逆に「火天怒るときに人身熱気非時に従い増減し、自然火を散じて諸物を燃やす」とあり、諸天の中でも崇拝される。