明星観音

古代インドでは明星(アルナ)菩薩は「夜明けの紅」という意味があり、太陽神が生まれるまで世界を照らす神といわれた。梵天の孫、カシュッパ仙人 とヴァナターとの間に卵生のアルナ(金星)とガルーダ(金翅鳥)が生まれ、アルナは蛇族の奴隷になるよう運命づけられ天界に昇ったといわれる。その 後、仏教に取り入れられ迷妄を払う明星菩薩となる。法華経では帝釈天の眷属、日月の宝光天子、名月天子とともに、普香天子としてあらわされる。 日本では神道に取り入れられ、天照皇大神様の分霊ともされる。