七面天女

身延七面山に伝わる天女。 日蓮聖人が身延山にて法華経読誦される折、しばしば20歳くらいの高貴な女性が現れ聴聞していた。日蓮聖人が問うと「私は七面山の池に棲む身であって、聖人の法華経読誦を聴聞し、もろもろの苦悩を免れたいと願っているものです。」と答え、聖人から大曼荼羅を授与されたとあります。さらに、女性は弁才天であり、霊鷲山の法華経会座にて行者を守護する誓約をたてた説明をすると、聖人は阿伽棚の花瓶を取り出し女性の前に置き影を映させると忽ち3mの赤い龍となります。そして、聖人から「今より永く七面山に棲んで、身延山の水火兵乱等をはらい、七堂を護るように」と言われるのを聞くと、深くうなずき七面山の池に帰り、水底深く潜っていったとあります。七難即滅七福即生の神。