薬師三尊
薬師三尊 (薬師3.5寸草光背六角台、日光月光5.0寸) 桧木
(7003)
薬師如来
薬師瑠璃光如来ともいい、東方浄瑠璃世界の教主。薬師本願功徳経では、東方世界において、菩薩の道を行し、十二大願を発し、成就したとある。
一切衆生を無明の病疾より救い出して、利楽せしめ、諸根を具足させ、解脱へ導くため古くから信仰がさかん。金胎両部では金剛界の阿しゅく如来、胎蔵界の大日如来と同体とされる。
造形は左手に薬壺、右手に施無畏印が多いが一定ではない。
日光、月光菩薩を脇侍として、薬師三尊とし、眷属として護法神の十二神将を祭る。
日光・月光菩薩
薬師瑠璃光浄土の代表的菩薩。薬師如来の左脇侍に日光菩薩、右脇侍に月光菩薩を配置する。薬師如来本願経では造形は定かでない。月光菩薩の場合は月のような清凉をもって、衆生の生死煩悩の焦熱から離れしむるの意あり。
薬師如来 | 日光・月光菩薩 | |
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サイズ | 総高38cm、台幅16.5cm、台奥行き12cm | 総高29cm、台幅12.5cm、台奥行き11cm |
材質 | 桧木 |