麒麟

仏教の中で龍、麒麟、鳳凰、亀は四瑞の一つとしてめでたいものとされます。想像上の霊獣ですが、この麒麟に八大童子の一つ阿耨多童子は騎乗しています。

狛犬

日本へ仏教が伝来し、いろいろば仏像が伝わると共に、本堂をお守りする形で狛犬をまつられるようになる。狛犬の原型は百獣 の王、ライオンともいわれる。形として阿形と吽形を一対とする。

「亀」は偶然に仏教に遭えた喜びの象徴として示される。大般涅槃経純陀品「仏に遭うこと、なお難きことは、大海中の盲亀、浮木の穴に遭うが如くなり」。これは、純陀尊師がお釈迦様の最後の供養を捧げることができたことを讃えた文の一節 …

五智如来

大日如来の総徳を分けて四仏に現し、合わせて五仏とし、諸菩薩・諸明王の根本とする。金胎両部曼荼羅の中央大日如来と四方の四仏のこと。金剛界曼荼羅では大日・阿シュク・宝生・阿弥陀(または観自在王)・不空成就(または釈迦牟尼)。 …

五大菩薩

五菩薩、五方菩薩ともいう。この五大菩薩の教説はないが、空海の密教的解釈からできたといわれる。密教では仏そのものを「自性輪身」といい、この仏が菩薩となって易しく法を説くことを「正法輪身」、仏に背く者を懲らしめ、烈しい怒りを …

倶舎曼荼羅

釈迦三尊を中心に描き、十大弟子や尊像を描く。

金胎両部曼荼羅

金剛頂経を拠り所とする金剛界曼荼羅(教相)と大日経を拠り所とする胎蔵界曼荼羅(事相)のこと。両界曼荼羅は別尊曼荼羅の集合体であり、それぞれに儀軌と修法がある。密教では深遠な教理を図様化したもので、修行者は現実のものとして …

合掌仏

右仏、左我が身を供うる合掌の手中に仏を彫ったもの。

懐中仏

守り本尊等を蓮弁形式の中に彫り、いつでも持ち歩けるようにしたもの。

迦楼羅面

千手観音二十八部衆の一神で起源は古代インドの神話霊鳥ガルーダに遡る。姿は鷹の頭と翼を持つ半鳥人。日本の烏天狗もガルーダが起源といわれる。 また、一般の不動明王は背中に火炎を燃やしている。 その火炎はカルラ炎と呼ばれ、炎の …

興教大師

興教大師は新義真言宗の開祖で、肥前の国藤津郡鹿島に誕生し、諱は覚鑁正覚房といい、のち、密厳尊者と称した。桓武天皇の後胤で、早くより仏門に入ることを志していたが、十歳の時父を失い、無常を感じ、京に上り仁和寺の成就院大僧正寛 …

瑩山禅師

螢山禅師は文永5年10月18日(1268年)越前の国に生まれ、8歳で永平寺に入り、孤雲懐奘禅師の指導を受け、剃髪し禅学を修め、後、徹通義介禅師について菩薩戒を受ける。初め宝慶寺の寂円禅師に参じ、ついで比叡山で天台の学を修 …

玄奘三蔵

中国洛州(現・河南省)の出身、姓は陳、父は慧といい、玄奘は四男。次男は出家し、浄土寺に住しており、涅槃経や摂大乘論を講ずる機会にあい、ことごとを会得したため、仏学研鑽を志す。当時、隋代末期にあたり、世情は混乱しており、諸 …

行基菩薩

天武天皇の白鳳13年15歳で出家し、大和の薬師寺に入り、法相の学を修める。持統天皇の朱雀7年24歳のとき、徳光法師に従い具足戒を受けたが、母没後は諸国を歴訪し大衆の化導につとめ、法相論だけでなく浄土往生、兜率上生等も説い …

弘法大師

弘法大師は、讃岐の国多度津郡屏風ケ浦すなわち今の善通寺に誕生し、諱を空海と呼び、号を遍照金剛と称した。十八歳の時京に上って大学に入り、一般の学問を修めつくし、みずから三教指帰三巻を著わした。二十歳の時剃髪して沙弥戒を受け …