軍荼利明王

軍荼利明王は宝生如来の教令輪身。一面三目八臂で武器を持ち、瓔珞のかわりに蛇を身にまとっている。人魔、龍魔など諸々の怨敵を調伏する。

金剛夜叉明王

金剛夜叉明王は不空成就如来の教令輪身。三面六臂の忿怒形。鬼魔、無智のものを調伏する。烏枢沙摩明王が身の不浄を清めるの対して、この尊は心の不浄を食い尽くす。 教令輪身とは、如来が仏法を通常の形で聞けない強情難儀な衆生を強引 …

大威徳明王

大威徳明王は弥陀如来の教令輪身。水牛に乗り六面六臂六足で種々の武器を持つものが多いが、異像も多い。

大輪明王

蘇婆呼、蘇婆胡菩薩ともいう。虚空菩薩の吉祥の徳を表す。

烏枢沙摩明王

金剛夜叉明王と本誓は同じ。金剛夜叉が心の不浄を食い尽くすのに対し、烏枢沙摩明王は身の不浄、物の不浄を食い尽くす。不浄を清浄に転じる徳があるため、不浄処に祭る。浄土宗の放生会にも祭る。忿怒形で火焔のなかにあり、造形は二臂、 …

孔雀明王

仏教初期に成立した尊で、インドでは孔雀が猛毒の蛇を食すため、一切諸毒を除去する能力を神格化した。孔雀経縁起には、ある若い出家の比丘が衆生の入浴のため薪割りをしていると、そこに毒蛇が現れ、比丘の右足の親指をかみ、毒気が体中 …

両頭愛染明王

愛染明王の異形。愛染明王と不動明王が合体して、両方の頭を持ち、両方の意味を持つ。

天弓愛染明王

愛染明王の異像であるが、愛に染まるという文字と弓矢が愛のキューピットを感じさせることから、現在では庶民的になっている仏像。矢を天空に向けている。

愛染明王

大日如来か金剛薩捶を本地(同体)とする明王。この明王は愛敬を本誓とし、煩悩即菩提の三昧を現ずる。故に明王の外相は忿怒暴悪なれども、内心は大愛至情を本誓とする。三目六臂にして、種々の兵器を捧げる。三目は三界の衆生に成就した …

倶利迦羅龍王

倶利迦羅は龍の名にして、黒色の意があり、龍の剣をまとうは不動明王を表す。不動明王を魔王の法力の争いで、不動明王が法力を現し、魔王の剣をまとい、まさに剣頭より呑みこもうとしている姿を現す。

無能勝明王

密号を勝妙金剛といい、胎蔵界曼荼羅釈迦院の釈迦牟尼仏の左脇侍であり大日経では釈迦如来の化身(忿怒身)と説き、 大妙金剛熾盛仏頂経では地蔵菩薩の化身と説く。 無能勝とは破壊することが出来ないの意味。 釈迦成道の折、 もろも …

降三世明王

降三世明王は阿しゅく如来の教令輪身。三面八臂で、種々の武器を携え、火焔を負い、 足許に大自在天と烏摩妃を踏み、天魔及び貪・瞋・痴も三毒を降伏する。