焔摩天

冥界の王、鬼官の総司。訳して縛、双世、双王、平等王、遮止、静息、可怖畏等という。縛は罪人を縛する意味、双世は苦楽の二法を受ける意味、双王は兄妹二王が共に地獄主の意味、遮止は罪悪を止め更になさざる意味、静息は諸罪を静める意味等を持つ。
焔摩は梵語で平等もしくは平等殺といい、衆生煩悩を平等に殺し、諸罪の息浄をもたらす。もともと正法の天神であったが人界第一の死者として冥界に入り、次第に暗黒の地獄界の王となり鬼官の総司となって死者の罪を判ずる閻魔法王となったといわれる。
十二天形像軌は水牛に乗り人頭幢を持つ。