庶文荼(シャモンダ)

夜叉の一つで畏陀羅法に用いる鬼神。畏るべき害悪者であることから、大自在天妃の忿怒身たるドゥルガーの忿怒形、あるいは焔摩天母と同一視される。演秘鈔第五「庶文荼はこれ夜叉趣の摂よく呪術神祷をもって世人を害す、世人またこの法を行ずるものあり、法華経にいわく、もしくは吉庶、もしくは人吉庶すなわちこれなり」胎蔵界曼荼羅外金剛部院西方に位し、赤黒色猪頭にして冠を載せ右手に器盤、左手は腰の位置で拳にしている。金剛界の姿は赤黒色猪頭にして右手に人・鉤を持ち、左手は伏魔印(髑髏を受けようとする形)