少彦名命(すくなひこなのみこと)

紀淡海峡の友ヶ島付近に神島(淡島)があり、ここに昔、日本の国造りをされた少彦名命と大己貴命(おおむなじのみこと)が祀られていました。この小島に二柱神が鎮座して後、神功皇后(じんぐうこうごう)が三韓から帰国の時、この海上でシケに遭遇し沈没の危機から淡島の二神が救った伝説が残っています。更に神功皇后の孫にあたる仁徳天皇が感謝の気持ちで対岸の加太に祠を遷し、二柱神と共に神功皇后も祀られた。  もともと少彦名命は国造りの後、この地域で稲作、酒造り、裁縫、医術、製薬の技術を教え、温泉を開いたりしていたので、女人の病気平癒、医薬、交通安全の神として信奉され、現在では女人の守り神として有名。また、雛祭りについては、少彦名命と神功皇后を一対にして祀ったという説と「すくなひこな」まつりがなまって雛祭りになったという説があります。